2009-01-01から1年間の記事一覧

第15回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 発表内容

明日、明後日と名古屋にて開催です。 今年は個別サイトの浄化方法をリスク評価とLCA評価を組み合わせて評価した研究、リスク評価と地域特性(土質、降雨量、地下水面深さ等)を組み合わせることで、地域毎の土壌汚染管理の可能性の検討の2本を発表します。 …

1歳と70歳

日曜日にもうすぐ1歳ともうすぐ約70歳の2人からたくさんことを教えてもらった。 1歳の人からは、吸収しようとする姿勢とチャレンジ精神、そしてポジティブさを。 70歳の人からは、人間いくつになっても勉強をすることの大切さ、とりあえずやってみることの大…

富士山

友人のSさんが先週末、富士山8合目まで試走したとのこと。去年は6合目で足を痙攣させた仲間ですが、今年は行っちゃいそうですね。 連絡、ありがとうございました。 頑張りましょう。私はマイペースで走ります。

立ち位置

マツケン合宿での一枚のスライド。 自分が関係してきたことの職種で自分の立ち位置を確認してみました。 少しマニアックですが、研究者、コンサルタント・技術者、企業家・事業者。さてあなたの立ち位置は? 私は、 コンサルタントからは研究者と呼ばれ、 研…

コンサル冥利

久々に朝6時の新幹線で関西方面に行き、現在、夜11時半東京着の電車で戻ってくる途中です。5年前は週に3日くらいこんなことをしていましたが、体力は衰えますね。少し疲れます。 でも、夕方から夜の打合せでお客様の悩みと不安を多少解消できたようで、○○に…

正しい問いを設定することも大切だが、走ることも大切。

ちょっと前に、華山先生の言葉を一部引用して 正しい答え(解決策)を提示するためには、正しい問い(問題)を設定しなければならない。 といことを書きました。このことを発表した後、マツケン合宿でM先生がある学生に でも君のケースはまず走ってみないと…

コンサル、研究者、事業家(企業家)

コンサルや事業家からは研究者といわれる。 研究者からはコンサルといわれる。 よくある中途半端な位置ですね。 どっちつかずがよいこともありますが、本心では、コンサルと研究、両方とも分野の第一線に立ちたい。そういう意味では、事業家として第一線に立…

世界経済はこう変わる

世界経済はこう変わる (光文社新書)作者: 小幡績,神谷秀樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/05/15メディア: 新書購入: 6人 クリック: 18回この商品を含むブログ (18件) を見る財政出動を続けて、企業助けて、国滅ぶ、にならないといいですね。 デモそれ…

ビッグビジネスを目指すのか?

ナショナルスタンダードをつくり、それに伴うビックビジネスがしたいのか、それとも、ニッチだが、本当に困っている人に対して提供できるサービスがしたいのか。 前者は、もしできれば、お金が集まり、それによって人が集まり、いろいろなことが前に進む。で…

国交省 「土地の有効利用のための土壌汚染情報等に関する検討会」の資料公開

国交省が「土地の有効利用のための土壌汚染情報等に関する検討会」の中間とりまとめを公表しました。 土壌汚染のマッピングの有効性について議論を集中的にしてしています。 http://www.mlit.go.jp/report/press/land02_hh_000036.htmlコメントはまた別途。

信念がなくなったんじゃない?

最近、体力低下をはじめとして色々不調。 Cに、 昔は正しいか、正しくないかはおいといて、俺がやってやる、というオーラが出ていた。最近は出ていない。信念がなくなったんじゃない? といわれた。確かに俺がやってやるオーラが出ていない気がする。何が原…

メディア力

Nさんの教えていただきました。自分の知識が及ばない事象、未知の事象については 「何を言うか」 ではなく 「誰が言うか」 で信頼度が決まってしまう。 これをメディア力と呼ぶらしいです。確かに、今回のインフルでは国立○○研究所やWHOがその役割を果たしていま…

エコポイントのエコってエコノミーポイントの略?

最近話題のエコポイント。 これは、家電の買い替えをする際に、 統一省エネラベル4☆以上の「エアコン」、「冷蔵庫」、「地上デジタル放送対応テレビ」及び4☆相当として扱うことが適当と認められるもの を買うと補助商品券?を税金から出しますよ〜、という…

札幌市が自然由来ヒ素の判定方法を作成

札幌市は、上流側に定山渓温泉等のヒ素を含有するエリアがあり、自然由来のヒ素が市域の広範囲分布していることは有名な話です。 その札幌市が、自然的由来のヒ素の判定方法を作成したようです。 自然的由来の判定については、環境省通知による全国主要10都…

分かっていないことを分かっている。

大好きな作家。梨木果歩さんの「春になったら苺を摘みに]より。 文脈はぜんぜん違うのだが、自分のことにもあてはまり、何度読んでも、あぁ、と思う。こんなふうに振舞えたら、と思う。未熟。家守忌憚を読み返していたら、あとがきで出会ったのでメモを兼ね…

環境規制と土地の価値2

昨日はこう書いた。 環境リスクが極めて小さくても、そこに基準超過土壌が残っており、それが原因となり将来も含めた土地の利用に支障がでる可能性がある限りは、その土地の価値は下がる。 それは、基準超過土壌があるかないか、という論点ではなく、将来、…

環境リスクと土地としての価値

独り言です。個人的な悩みなのであしからず。 環境リスクが極めて小さくても、そこに基準超過土壌が残っており、それが原因となり将来も含めた土地の利用に支障がでる可能性がある限りは、その土地の価値は下がる。 それは、基準超過土壌があるかないか、と…

リスク評価と意思決定2

前回の続き あくまで個人的な思考の過程です。Nさんより。 「リスク管理者にとって意思決定に使いやすいようなリスク評価を行う必要がある」的なことが書かれてありますね。 研究者としてはリスク評価に手法的なこととか、いろいろと思い入れがあるのですが…

リスク評価と意思決定1 合理的な環境規制とそれを採用してもらうための戦略の重要性

Iさんのブログで引用していたUさんのコメントを読んで。科学的な根拠に基づく合理的な解決方法を研究として提示する。 でもそれが採用されるかは、国の政策であれば、政治家、官僚、自治体レベルであれば、地方自治体の役人、民間レベルであれば関係する民間…

新緑、つつじ、考え事

考え事をしながらの小石川植物園。だいぶ風邪もよくなる。 風が気持ちよく、いい季節。この感覚は2年前のLeipzigの滞在を思い出す。時間がゆっくりと流れ、気持ちよく、平和な時間の大切さを思い出す。いろんな関係性をゆっくりと考える時間が必要なのかもし…

吉本隆明さん

が気になる。講演集を買ってしまいそうだ。

31歳は若いのか、若くないのか。あと350日。

31歳という年齢。残された時間は少ない、と感じるようになってきた。できることは少ない。できるだけ地べたを這いずり回り、自分にしかできないことを中心にやろう。

講演のお知らせ 7/10(金)

エコケミストリー研究会のシンポジウム「土壌汚染対策法の改正と今後の土壌汚染対策」でブラウンフィールドについてお話しすることになりました。市ヶ谷ですので、お時間がある方はぜひご参加ください。 新たな視点を加えた話をしようと思っています。 詳細は…

カウントダウンを始めよう。

自分への戒めということで、あと363。

若者への言葉が31歳の心に響く

中島孝さんの4月1日のブログ「若さに贈る」を読んで。新人以外の方も是非読んでください。 http://www.keymannet.co.jp/i1863 まず1つめは、徹底的に勉強好きであれということです。 (中略) わからない言葉や重要な話が出てきたら、即、調べる、勉強すると…

不動産における環境価値

国土交通省:不動産における「環境」の価値を考える研究会の「「環境」をテーマにした不動産の価値向上に関する論点」 資料より一部を抜き出しました。三菱総研さんが作成された図のようです。 生物多様性、LCCO2から土壌汚染、環境排出までを、「負荷削減」と「…

社会人で仕事をしながら3年以内にDrを取得するために重要なことを考える。

Yさんよりメールを頂き、表題の件を考えてみました。点数も含めて全て個人的な見解です。 問題意識:重要度5: 研究テーマが「現実に問題で何とか解決せねば」と思っているテーマであり、かつ解決されていない、問題であること。なにわなくともこれが最重要…

年始の目標

お正月だとおもっていれば、気付けばもう1月7日ですね。想いだけを持ってY大を訪ねた日からもうすぐ5年になります。 昨年までの5年間で、色んな方にお世話になって、学術として形にして、世間にもある程度認知してもらい、商品として形にするところまできま…