2014-01-01から1年間の記事一覧

論文掲載

水中の懸濁態の放射性Csの迅速濃縮およびカートリッジの直接測定法に関する論文がWEBで公開されました。 SS-カートリッジの写真。Hideki Tsuji, Yoshihiko Kondo, Shoji Kawashima and Tetsuo Yasutaka* (accpeted), Non-destructive detection of particula…

「第11回環境地盤工学シンポジウム」論文募集

来年度、郡山で第11回環境地盤工学シンポジウムが開催されます。詳細はこちら論文の発表申し込み締め切りが2014年12月26日となっております。 何故か幹事長的な仕事をしておりまして、是非、皆様の発表申し込みをお願い致します。 【論文募集】 主催:本部 …

産総研TODAYの記事:放射性セシウムのモニタリング関係

少し前ですが産総研TODAYに、亜鉛置換体プルシアンブルーを用いた水中の放射性セシウムのモニタリング手法に関する記事が載りました。低濃度の放射性セシウムをモニタリングするために、20L〜100Lの水を迅速に濃縮する方法です。記事はこちら。昔のJST・産総…

産総研TODAYの記事:除染の関係

少し前ですが「産総研TODAY」と「ここにもあった産総研」に、除染の費用と効果のモニタリング手法に関する記事が載りました。こちらも内輪ですが、ご報告まで。産総研TODAYの記事はこちら。ここにもあった産総研の記事はこちら。24-25ページです。 現在、放…

横国大授業の学生のプレゼンを聞いてのコメント。

横国大での地盤環境工学の授業で5名の学生にプレゼンをして頂きました。昨年も感じたことですが、全体としてプレゼンが上手だな、と思います。我々が3回生の頃は、こんなに上手にできなかったと思います。 ただ、下記を意識するとより上達すると思います。基…

10月に開催されたJAEA 国際セシウムワークショップの資料が公開されておりました。参加者は、招待者だけだったようですが、保高も初日のみ参加しておりました。資料はこちら10月6日の環境動態評価、10月7日のモデリングの部分は、国環研チーム、筑波大チーム…

2014年11月の講演等の予定

2014年11月は移動・現場調査・打合せは多いのですが、講演・発表はそんなに多くありません。下記の予定です。まだ、正式にアナウンスされていない物もあります。 11月6日:第6回「土壌環境リスク管理者」レベルアップ講習会 第6回「土壌環境リスク管理者」レ…

放射性セシウム汚染土壌・廃棄物の減容化オプション評価

NHKの放送 下記の番組に情報提供、取材を受けました。色々要請があったので、検討・情報提供をしていたのですが、我々の結果は放送されなかったようです。そのため、この番組に出てくる費用は、我々の研究成果とは関係がないと思います(番組を見ていないの…

横国大での地盤環境工学の授業が始まります。

今日から横浜国立大学理工学部で地盤環境工学の授業が始まります。3年生向けの授業で、昨年度から引き受けている仕事です。下記のような内容(詳細はこちらで公開)になる予定です。 授業資料は公開できる範囲で、公開をしていきます。 地盤環境工学は、廃棄…

土壌と水の(見かけ上の)分配係数について

先週の月曜日は、放射性セシウムに関する環境動態・管理保管に関する国際WSに少しだけ参加しました。その時に水中の放射性セシウムの分配係数に関する議論がでたので、備忘録を少しだけ。 土壌分野のKd 僕の主分野である土壌汚染の分野では、固相と液相の汚…

ICRER2014報告

2014年9月7日〜12日までバルセロナで「ICRER2014:The Third International Conference on Radioecology and Environmental Radioactivity」が開催されました。Radioecology(放射生態学)とEnvironmental Radioactivity(環境放射能学)に関する国際会議で…

第6回「土壌環境リスク管理者」レベルアップ講習会

11月6日に下記の講習会で話をします。第6回「土壌環境リスク管理者」レベルアップ講習会特別講習(2) 「汚染土壌のリスク評価・管理に関する最近の話題」 〜溶出特性評価、持続可能性評価、マルチプルリスク評価〜 独立行政法人 産業技術総合研究所 地圏資…

復興資材提言委員会によるガイドライン発行

保高も委員を努めました「災害からの復興における災害廃棄物、建設副産物及び産業副産物の有効利用のあり方に関する提言検討委員会(略称:復興資材提言委員会)」がまとまり、昨日、地盤工学会のHPにて公開されました。提言・ガイドラインのHP学会だけでな…

再開

約3年半ぶりにこのブログを再開することにいたしました。 この3年半、震災対応、研究者のスタートアップ、各種プロジェクトの立ち上げ・運営に忙殺をされておりました。まだまだ落ち着いてはいないのですが、そろそろ外部発信の割合を増やすPhaseに来たのか…