機会

ここ12年くらい言い続けてきたことに対して、勝負の半年が来ました(と思われます)。国内外の状況、研究の進展、人材、社会的なニーズなど、ここまで揃うことは、しばらくない気もします(千載一遇)。科学的な知見・エビデンスが不足している、と言われな…

セミナーのお知らせ

ウィーンISO、ベルリンBAM、モナコIAEAの出張の途中ですが、来週開催されるセミナーのお知らせをさせて頂きます。日本環境分析測定協会 放射能測定分析技術研究会(RADI研)H27年度第1回セミナーにて、先般公開した水中の放射性セシウムのモニタリング資料の…

ICRPダイアログセミナー

先週は札幌2往復、今週は松山と福島(今日)と移動続きです。今日の午前は、ICRP ダイアログセミナーで話をさせていただきます。 福島県のいろんな方々と、この4年間一緒にしてきたことを話そうと思うのですが、考えれば考える程、私よりも地域に寄り添っ…

9月のICRPダイアログセミナーでの発表

9月のICRPダイアログセミナーお話をさせて頂く機会を頂きました。 http://icrp-tsushin.jp/files/Dialogue-12.pdf保高 徹生(産総研): この4年間の地域との関わりと研究活動この4年間、いろんなことを一緒にさせて頂いてきた、天栄村、山木屋地区、福島…

2015年9月の講演・発表など

9月は学会シーズンです。色々講演依頼も頂きました。 自然由来重金属汚染土壌関係2本、水中の放射性Csのモニタリング関係1本、減容化オプション評価1本です。 9月1日:学会発表・座長: 地盤工学研究発表会(札幌) 9月8日:招待講演: 資源・素材2015(松山…

水中の放射性セシウムのモニタリング技術を考えるシンポジウム

水中の放射性セシウムのモニタリング技術を考えるシンポジウムを開催します。詳細はこちら2014年度より「水中の放射性 Cs モニタリング手法の技術資料検討会(委員長 筑波大学・恩田祐一教授)」を立ち上げ、環境水中の低濃度の放射性 Cs 濃度測定方法につい…

第四回放射線計測フォーラム福島の資料掲載

先般お話した第四回放射線計測フォーラム福島の資料が掲載されました。保高は、水中の低濃度の放射性セシウムのモニタリング、という題で発表をしました。リンクはこちら。保高以外にも、いろんな方がお話をされていて勉強になりました。安藤さんの森林部の…

Fukushima COMET Workshopでの発表

7月18日、19日に福島で開催される「Fukushima COMET Workshop」で、下記の表題で依頼発表を致します。 「Cost and effectiveness of decontamination against radiocaesium contamination in Fukushima-How do we manage decontamination waste more effecti…

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会が始まります。(第1回)。

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会(第1回)が7月21日に開催されます。http://www.env.go.jp/press/101197.html申込は本日まで。

講演

明日、第4回放射線計測フォーラム福島で水中の低濃度の放射性セシウムの迅速モニタリング手法について話をする予定です。まだ第4回の情報が公開されていないようですが。。。http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat01/index01.html

産総研の地球化学図

昨日お会いした方よりご紹介。産総研の地球化学図。https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php昔、よく使用させて頂いていました。トンネルのルートに対する地球化学図の各元素の全含有量と、実際の掘削ずり中の自然由来の重金属溶出量、の関係について、ど…

中西先生のご講演

もう明日なのですが、日大工学部(郡山)での環境地盤工学シンポジウムにて、中西準子先生に「解決を阻むもの−福島での放射線リスク管理−」というタイトルでご講演いただきます。保高が司会をさせて頂く予定です。詳細はこちら。

内閣府規制改革実施計画における土壌汚染関係の記載

7月1日に複数の専門新聞に下記のニュアンスの記事が出ました。(例) 環境省/汚染土処理、自然由来はルール緩和/開発者の負担軽減、戦略特区で先行 こちらは、6月30日に公表された、内閣府の「規制改革実施計画」(平成27年6月30日 閣議決定)」の内容によ…

4/17の地盤環境影響評価のための溶出試験に関する研究会の資料公開

4月17日に開催しました地盤環境影響評価のための溶出試験に関する研究会についてのお知らせです。ドイツBAMのDr.Ute Kalbe氏をお招きして講演をしていただきました。日本からは、国環研 肴倉様、保高もISO/TC190に関する報告をいたしました。少し時間が経過…

土壌Csレビュー委員会の資料公開

昨日の開催された環境省の第15回環境回復検討会において、「土壌中の放射性セシウムの挙動に関するレビュー」と題して、公益社団法人 地盤工学会 土壌中の放射性セシウムの挙動に関するレビュー 作成検討委員会が作成した資料をもとに、(勝見先生(京大)よ…

論文公開

AquaConsoil2015に参加・口頭発表するためにコペンハーゲンにいます。さて、新しい論文が公開されました。除染の費用と効果についての論文です。去年のバルセロナの会議の特集号で、発表で勧誘されました。除染の費用と効果について、前回までの解析に新たな…

JAEAの

JAEAさんの2013年〜2014年に行った除染モデル実証事業(Decontamination Pilot Project)の英語版報告書が3月に公表されていました。Part 1: http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/search/servlet/search?5049291Part 2: http://jolissrch-inter.toka…

5/29 川崎での講演

5月29日に、廃棄物資源循環学会 平成27年度 第1回セミナー −廃棄物処理と資源循環の課題と展望−において、セミナーB「「放射能含有廃棄物処理の現状・課題・将来?」−減容等技術の展望と研究開発戦略−」というセッションで講演を行います。減容化のオプション…

平成26年度地盤工学会賞 地盤環境賞

この度、地盤工学会より平成26年度地盤工学会賞 地盤環境賞を頂けることになりました。学会HPはこちら 道路維持管理における放射性物質で汚染された発生土砂の土壌洗浄技術による処理・減容化に関する取組み 磯松 教彦(福島県土木部)、安藤 淳也(福島県土…

委員公募

地盤工学会の環境地盤に関する新委員会の公募が下記の通り開始されました。 ○学会HPの情報はこちら(以下の情報と同じです。) 委員公募の締切が5月15日までとなっております。私も深く関わることになる予定です。以下、地盤工学会の記載情報の転載 ?委員会…

自然由来・ワールドカフェ報告

自然由来・ワールドカフェ 昨年12月に、分野・専門・地域・立場が異なる専門家約30人を集待って頂き、自然由来ワールド・カフェという、専門家の現状認識・問題意識を共有化するための会議の報告を公開しました。詳細はこちらこの会議は、 整備新幹線、高速…

中西先生の受賞

中西先生の著書「原発事故と放射線のリスク学」が第35回エネルギーフォーラム賞を受賞されました。おめでとうございます!詳細はこちら一緒に取り組ませて頂いた除染の費用と効果の研究成果も入っています。

研究会 at 京都

地盤環境影響評価のための溶出試験に関する研究会を 4月17日に京都で開催します。詳細はこちらまで。 ◯日時 :平成27年4月17日(金)14時00分〜16時30分(受付開始 13時30分〜) ◯場所 :京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホール?(予定)◯アクセス:京…

論文が公開

以前に紹介した亜鉛置換体プルシアンブルー担持不織布を用いた水中の放射性Csの迅速モニタリング手法の論文が公開されました。ここ3年間開発してきた方法の集大成となるものです。主な特徴は以下のとおりです。 2.5 L/minの通水速度での溶存態放射性セシウム…

リスクのみの視点からのリスク管理とそれ以外の目的におけるリスク管理

先週はあるプロジェクトの会議。保高は放射性物質対策チームのリーダーを務めていて、モニタリング/対策技術についての成果報告を行った際に考えたことを。(結論も答えもなく、ただの悩みを書いているだけのような気がするが、備忘録も兼ねて書いておく。…

今年2報目です。

溶存態の放射性Csの米への移行割合を示した最初の研究の論文が出版されました。2013年に農水省から出た報告書に、データを先行公開していましたが、今回はそれに加えていくつかの情報を加えております。 Yasukazu Suzukia*, Tetsuo Yasutaka, Shigeto Fujimu…

論文受理:亜鉛置換体プルシアンブルーを用いた水中の放射性セシウムの迅速な定量方法

2015年のFirstの論文アクセプト1報目です。Tetsuo Yasutaka, Hideki Tsuji, Yoshihiko Kondo, Yasukazu Suzuki, Akira Takahashi and Tohru Kawamoto (2015) Rapid quantification of radiocesium dissolved in water by using nonwoven fabric cartridge fi…

1月の講演予定

1/19 東京都 第10回土壌汚染処理技術フォーラム 1月19日に下記の通り、東京都 10回土壌汚染処理技術フォーラムにて、講演を行います。リスク評価の復習、グリーン・レメディエーションやサステイナブル・レメディエーションの考え方、諸外国の動き、…

年始め

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 昨年度を振り返りながら、本年度も始動したいと思います。 1.論文 昨年、出版された論文数です。 査読付き論文(英語);第一著者 1報 査読付き論文(英語);責任著者 3報(第一著…

論文掲載

水中の懸濁態の放射性Csの迅速濃縮およびカートリッジの直接測定法に関する論文がWEBで公開されました。 SS-カートリッジの写真。Hideki Tsuji, Yoshihiko Kondo, Shoji Kawashima and Tetsuo Yasutaka* (accpeted), Non-destructive detection of particula…