委員公募

地盤工学会の環境地盤に関する新委員会の公募が下記の通り開始されました。
学会HPの情報はこちら(以下の情報と同じです。)
委員公募の締切が5月15日までとなっております。私も深く関わることになる予定です。

以下、地盤工学会の記載情報の転載

?委員会名:社会実装に向けた新しい地盤環境管理と基準に関する研究委員会
委員長 :肴倉 宏史 氏(国立環境研究所)
主 旨 :
 「21世紀の新しい地盤環境問題の解決方策に関する研究委員会」(2011〜2013 年度・福岡大学佐藤研一委員長)においては,それま でに 直面したことがな かった地盤環境に係る新しい問題を解決するべく、鋭意,研究と議論を研鑽して きた.具体的には、自然由来の重金属問題,吸着効果 を取り入れた遮水バリア の設計の未確定問題,社会経済を念頭においた環境コストの精緻化等である.ま た、この研究委員会活動中に,我々は 2011 年東北地方太平洋沖地震に起因する 様々な地盤環境問題に直面した.そして,これら実際に生じている課題の解決を 進めていくためには,環境法令や試 験で得られた結果から対象サイトの地盤条 件を包含した最終的な安全性を指標化し,新しい地盤環境管理と基準の姿を国民 に提示していくことの重 要性 を強く認識した.また,この点が,地盤環境問題 の解決において大きな隘路であることが明確となった.
そこで,この問題を解決するべく,本提案の研究委員会設立を提案したい.環境 地盤工学分野の研究課題は,日本全国規模あるいは全国の各所で, 時代 の変遷 とともに,種々出現していることから,全国規模での実施が望ましい.具体的に は,以下のようなワーキンググループ(WG)を設置して効率的 に進める予定で ある.
1. 試験法の高度化WG
2. 試験により得られた結果に基づく安全性評価・シナリオWG
3. 自然由来の重金属問題を解決するための環境行政への実装WG
4. 地盤の環境問題の社会啓蒙WG

◎公募する委員の会務と人数
 研究委員会は,委員長,(副委員長/幹事長/幹事),事務担当幹事および委 員で構成され,このうち委員を公募します。委員の方には,委員会 発足 後に決 められる運営方針に従い調査,研究活動を行っていただくほか,成果の取りまと め等にも協力していただきますので,実質的な作業負担が伴うこ とをご承知お きください。なお,委員の中より幹事を選出することもあります。公募人数につ いては,研究テーマに関して会員に資する成果が上げ ら れ,かつ委員会が円滑 に運営されて,委員間相互で十分な意思疎通が図れる程度の人数とし,委員長と 調整,決定するものとします。

◎委員の選定方法
 応募者が多数の場合には,提出された業績に関する資料(応募要領の(7),(8) 等)を参考に,原則として調査・研究部が選定いたします。

◎応募方法
 テキストファイル等に、以下の項目を漏れなく記入の上,5月15日(金)ま でに地盤工学会調査・研究部宛にメールまたはFAXでお送りくだ さ い。 

 (1)応募する委員会名
 (2)氏名
 (3)会員番号
 (4)所属・役職
 (5)生年月日
 (6)連絡先住所,電話,FAX,E-mail
 (7)過去5年間の主な業績(論文または担当業務)
  ・論文の場合は,著者,タイトル,掲載誌,掲載ページ,発行年月 等
  ・担当業務の場合は,その概要(プロジュクト名,時期,場所,主な内容等)
 (8)過去5年間における地盤工学会における活動内容(委員会,座長等)

◎申込み・問合わせ先
 地盤工学会 調査・研究部「新設委員会委員公募」係
 Tel.03-3946-8673, Fax.03-3946-8678
chosaki@jiban.or.jp