論文掲載

お知らせ 論文

水中の懸濁態の放射性Csの迅速濃縮およびカートリッジの直接測定法に関する論文がWEBで公開されました。


SS-カートリッジの写真。

Hideki Tsuji, Yoshihiko Kondo, Shoji Kawashima and Tetsuo Yasutaka* (accpeted), Non-destructive detection of particulate radiocesium using a non-woven fabric cartridge filter for rapid preprocessing.Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, in press, DOI 10.1007/s10967-014-3800-z
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特徴です。今回は3つ目の部分が論文の中心です。

  1. １μmの孔径のフィルター
  2. 2.5L/minでの通水が可能なため、20Lのろ過を現場で8分で実施可能。
  3. ゲルマニウム半導体検出器による直接測定が可能なため、カートリッジの前処理をする必要がない。補正係数は30位上のサンプルの結果から1.14程度と推定。

少しマニアックですが、直接測定ができることで、さらに前処理の時間が短縮できます。