サラッとことしの総括。

今年は不完全燃焼の年だった、と思う。

会社に入ってから社会人博士入学までの3年半。
理由のない焦燥感と現実の問題の矛盾を感じた時期。

社会人博士入学から卒業までのの2年半。
がむしゃらに仕事と研究をしていた時期。土壌汚染をベースとしたリスク評価やブラウンフィールド問題に取り組んできた。

ドクターを卒業してからここまでの2年半。
講演依頼や執筆依頼を頂けるようになり、委員会にも呼んで頂くことも出てきた。
多くの方と知りあうことができ、土壌汚染をベースとしたリスク、ブラウンフィールドから、都市計画、LCA、意思決定まで守備範囲は広がりつつある。新たなビジネスを始めることもできた。
でも、世の中はあまり変わらない。最初の主題を解決することはできなかった。
その部分も含めてこの1年は、実務的、研究的にはある意味、停滞期であったことは否めない。

これは、課題の解決に対する認識の甘さだ。個々の事象の解決ではなく、全体論としての解決策の提示やそれを実際の政策を転換すること、というのは非常に道程は長く、時間がかかる作業なのだ。

でも、振り返るとステージは、3年周期で変化している。

もう一度、実際の問題と自分の問題意識を洗い直し、全体論としての解決策と自分のとるべきアプローチを考えよう。
とるべき視点は、自治体や中小企業、個人の立場の部分と、全体のガバナンスと意思決定か。
キーワードはガバナンス、インセンティブ、政治過程、全体最適部分最適、意思決定か、規制影響評価、リスク評価、コスト、LCA、都市計画、不動産、地下水資源。

そして、次のステージを考えよう。

まぁ、とりあえずこの辺で。後で追加するかもしれませんが。

最後になりましたが、このBlogをたまにでも読んで頂いているみなさま。いつもありがとうございます。よいお年をお迎えください。