本年の豊富など

あけましておめでとうございます。正月なので今年の抱負などを書きたいと思います。
今年は、「自分のしたいことをする」時間を増やすこと、を重点課題としようと思います。したいことしているやん、と突っ込みを受けるかもしれませんが、ここ2年を振り返ると、以前ほどのモチベーションの高まりがなく、結果として成果も少なかったことも事実です。また、10人以上の人に「以前ほど面白そうに仕事をしていないね」、「トーンダウンしているね」、といわれました。
その理由は、自分が本当にしたいことをしている時間が少ないため、だと思います。ある程度の割り切りも含めて、しょうがない、とおもっていたところもありますが、やはり自分のしたいことを熱中してすることが、成果につながることを実感しています。
ということで、今年は久々に自分のしたいことをする時間を増やして、仕事・研究に熱中し、成果を出したいと思います。3年ごとにいろいろ変化がある僕としては、今年は大きな変化がある年になるのでは、と思っています。
学会や現場など、色んなところでお会いすると思いますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(12時ごろ、ちょこっと付け足しました。)
下記は、昨年の感想などに関する独り言です。

昨年の出来事

昨年、自分の身の回りで起こった出来事で記憶に残っているものを10個ほど書きたいと思います。

  1. 憧れの中西先生にお会いしてお話ができたこと。(研究)
  2. 妻の海外出張の3週間、息子と二人で過ごしたこと。母親の偉大さを痛感(個人)
  3. 土木経済学の先生をしている大学サッカー部の同期のOとはじめた共同研究の成果を発表をしたこと。(研究)
  4. 朝の家事をする(ご飯作り、ごみ捨て、など)、息子の朝の送りをする、ということをほぼ1年間継続して達成。(個人)
  5. 富士登山競走を2年連続断念したこと。一方、Sさんはついに完走。来年走らなかったら山頂コースの出場権がなくなります。(個人)
  6. 難しい問題を1年くらいかけて取り組んできたお客さんから、終わった後に「一緒に仕事をしてまったくストレスを感じなかった」といって頂いたこと。コンサル冥利に尽きます。(仕事)
  7. イギリスのPDLやブラウンフィールドの大家の前での発表、議論ができたこと。土壌汚染、という視点ではなく、都市をどうするのか?という視点の大切さを痛感しました。(研究)
  8. 年末に香港を訪れたこと。小さな土地に多数の人が住む、という状況は、このような都市を作り上げるのか、ということを体感しました。(個人)
  9. ISOに関連することをやりはじめ、ISOとはなんなのか、ということが初めて理解できてきたこと。実際にはやってみないと分らないことがたくさんあります。(仕事)
  10. 土対法の改正があったこと。健康被害のおそれに応じて、形質変更時要届出区域と要措置区域を分類したことは、今後5年くらいかけてプラスの影響を与えることになる、と考えるようになりました。(仕事、研究)

また、今年への足がかりとしては、以下の二つが大きくなりそうな予感がしています。

  1. 都市計画の分野の方々とPDLに関する共同研究の萌芽ができたこと。(研究)
  2. 土壌中の汚染物質の挙動、とくに重金属のリスク評価におけるパラメータ整備に関して僕が3年くらい悩んでいたことについて、某研究所の方のやっていることが僕の研究におけるブレイクスルーのキーになりそうな予感がしていること。(研究)

研究について

昨年は、研究、社会活動に関してはほとんど進展がなかった一年でしたが、最後の3ヶ月で非常に嬉しい出会い、再会、予想外のコラボなどがあり、来年への種まきができたことがよかったです。そして、自分のしたいこと、を再確認できたこと、これが一番大きなことでした。
原点ですが、土壌汚染の社会経済的な影響をしっかりと評価し、それを緩和させる方法を構築するか、それに対するアプローチをしっかりしていくことです。アプローチの具体的な方法はまだここにはかけませんが、自分の中では方針は明確になってきています。これから数年かけて、これに取り組みます。
ちなみに本年の成果は、論文0本、論説1本、招待講演3回、学会、研究会発表3回(うち、英語1回)でした。

時間配分について

自分の時間配分に関しては、祖父母が近くにおらず、かつ、フルタイムで働く夫婦にとっては、家庭(保育園送迎、掃除洗濯、食事、休日の遊び)、仕事、研究を思い通りこなすには、時間がない、という事実をまざまざと突きつけられた一年でした。妻にかなりの負担をかけており、かつ、会社にも勤務時間等の融通を図ってもらえている恵まれた環境にいても、仕事、研究にかけられる時間はかなり限定的です。
現在、自分の中の優先順位を子供との時間(家庭)に重きをおいているためいいのですが、来年以降、自分の力を入れる部分をシフトさせるので、どの時間をさらに削るのか、ということについて考えなければいけません。しっかりと、自分のしたいことをできる環境作り・時間配分を心がけます。
最近息子の成長を見ていて思うのは、人生は短いんだな、ということです。そのため、今年は、「自分がしたいことをする」、ということをもっと大切にします。もし、自分のしたいことができる環境にないとき、そのための時間が確保できないときには、したいことができる(自分の能力UPも含めた)環境を作る、ということをもっと積極的にしていく必要がありますね。

個人的な重点課題

最後に今年の重点課題を。

  • 「自分のしたいことをして、熱中して成果をあげる」こと。

成果としては以下の5つを目標とします。

  • 土壌汚染の環境リスク以外のリスク評価方法の開発、都市計画・不動産分野との整合性をとること。
  • 富士山の8合目まで達する。
  • 家事の昨年以上に行う。
  • 論文を2本以上書く。
  • 英語で話す力を「目に見える形で」あげる。