2019年第47週
2019年、第47週11月18日〜11月24日の(書ける範囲での)雑感です。
イギリスの研究者と福島でWSの開催
イギリスの研究者・実務者3名(汚染地の再生利用、ランドスケープ・生態系学者、生物多様性)と日本の研究者6名による「大規模環境汚染に対する合理性・持続可能性を包括した環境修復フレームワークの構築」に関係する福島でのワークショップを開催しました。日本側からは、都市計画、心理学、経済学、森林生態学、教育学の専門分野の方々に集まっていただきました。
中間貯蔵施設等の現地見学、地元の方々との意見交換、さらに研究者同士の様々な視点から除去土壌・除染廃棄物等の今後のあり方について情報交換、ディスカッションを行いました。
2週連続の海外出張からの帰国直後でバタバタしておりましたが、今後に向けて多くの示唆を得ることができました。
ご参加を頂いた皆さま、そして視察、現地説明にご協力を頂いた住民の皆さま、自治体、環境省の皆さま、ありがとうございました。
2019年第46週
2019年、第46週11月10日〜11月17日の(書ける範囲での)雑感です。
エクサン・プロヴァンス@フランスに出張
月曜日の午前中に国交省系の委員会に出席後、TERRITORIESという欧州の放射線防護関係のプロジェクトのFinal Eventに招待をされたため、フランス・エクサン・プロヴァンスに行ってきました。
ポストアクシデントの対応およびNORM(自然起源放射性物質)への対応等について、3年間のプロジェクトの成果の最終発表の場ということで、線量評価、リスクコミュニケーション、除染等の対応、避難など、様々なテーマについての成果の発表とディスカッションがなされていました。
初日の午後に、Monitoring and Communication.という題目で福島での経験についても共有させて頂く機会を頂きました。日本における今後の課題、そしてポストアクシデントについて分野間の連携を考えるいい機会になりました。
しかし、エクサン・プロヴァンス、めちゃくちゃきれいな街でした。噴水がたくさんありました。
2019年第45週
2019年、第45週11月3日〜11月9日の(書ける範囲での)雑感です。
台湾への出張
11月3日〜11月7日まで台湾で第33回台日工程技術研討会に参加をして、台北、高雄で「Current situation of the concentration and monitoring technology for radio cesium in theenvironmental water in Japan. 」というタイトルで招待講演をしました。
台北では、AEC(Atomic Energy Council、行政院原子能委員会)にて行政官、研究者向けの講演で、高雄ではRMC(AECの下部組織のRadiation Monitoring Center)にて、大学の先生・研究者・学生向けの講演でした。
また、同時期に台湾で第14回ESAFS(東・東南アジア土壌科学連合)が開催されており、台湾国立大学を訪問して学会の様子を見学するとともに、Hsue教授と久々の旧交を温めました。初めての台湾出張でしたが、楽しく過ごさせていただきました。
講演・学会発表等のスケジュール
主に依頼講演、招待講演、学会発表(主著者)等のスケジュールを記載します。
2020年1月1日更新
2020年スケジュール
- 2月18日 依頼講演@東京大学、OECD/NEA Workshop on PREPAREDNESS FOR POST-ACCIDENT RECOVERY PROCESS: LESSONS FROM EXPERIENCE、題目「Towards the Sustainable Decontaminated Soil and Waste Management - What Factors to be Considered for Our Future?」、会議サイト
- 1月22日 依頼講演@福岡、令和元年度「土壌汚染対策セミナー」(主催:経済産業省)、題目「リスク評価と改正土壌汚染対策法における考え方」、会議サイト
- 1月20日 特別授業@東京大学、情報学環・学際情報学府授業:災害情報論II、題目「除染と復興」、16:50〜18:35
- 1月15日 依頼講演@東京、令和元年度「土壌汚染対策セミナー」(主催:経済産業省)、題目「リスク評価と改正土壌汚染対策法における考え方」、会議サイト
- 1月9日 依頼講演@名古屋、令和元年度「土壌汚染対策セミナー」(主催:経済産業省)、題目「リスク評価と改正土壌汚染対策法における考え方」、会議サイト
- 1月8日 依頼講演@岡山、令和元年度「土壌汚染対策セミナー」(主催:経済産業省)、題目「リスク評価と改正土壌汚染対策法における考え方」、会議サイト