新千歳が閉鎖されて、飛行機が欠航して東京に戻るまで
2018-12-07の午前中は、前日の資源素材学会のフォーラムに続き、北海道庁で会議がありました。今日は、雪が降って新千歳からの飛行機、飛ばないかもよ、との話がありました。
実は2018-12-08の朝からフランスに飛び立たねばならず、どうしても12-07中に東京に戻る必要がありました。(チケット、12-08の夜便に変更すると、直前のことも含め、非常に高額になり、避けたいところです。)
新千歳閉鎖の場合、どのように帰れるのか、ということを事前に調べると、旭川空港が就航率が99.1%で雪に強い!という情報がありました。また、特急と北海道新幹線を含めて9時間で陸路で帰るオプションもあるようです。(こちらのブログが東京→札幌でしたが詳細を書かれていました。)
朝は軽く積もっているだけでしたので、大丈夫かな、と思っていましたが、昼過ぎから急に雪が振り始めました。急遽、午後の某環境関係の現場の見学の予定を変更し、飛行機の時間も14時30分に変更して新千歳空港に向かいました(この時点では、飛行機は飛んでいた)。
新千歳に着いた時点では当該飛行機は問題なく、保安検査場も通過したのですが、ANAのラウンジに入ろうとしたときに、”ピッ”とすると、エラーが出ます。そのまま入っていいよ、ということだったので入ったのですが、実はその時点で、14時30分の便が欠航になっていたのです(システム、すごい)。手荷物検査を終えて2分後くらいにアナウンスが流れ、欠航が知らされました。
その時点で、振替をしようにも、他の飛行機の東京行きのANA全便は満席になっておりました。JAL便の遅い便が1席だけ空いていたので、そちらを仮予約をしてどうしよう、と思っていたときに、今度は滑走路が2本とも閉鎖、除雪作業開始、いつ終わるかわからないとのアナウンス。そして、飛行機の欠航もどんどん増えていきます。
当日は最終的にはこんな風になったようです。
この時点で14時50分です。今日中に帰らないといけない場合のオプションは以下の4つでした。
- 21時頃発のJAL便が欠航にならないことを祈る。飛ぶこと:これは、機材があって、かつ滑走路が走れることが条件になります。
- 陸路で、札幌→函館→新函館北斗→東京へ帰る。(9時間位かかるという話。)
- 雪に強いという旭川空港に移動して、飛行機が動くことを期待して最終で帰る。(就航率99.1%、雪に強いらしいこと、先程のブログから情報を得ました。今年も旭川空港は、雪でも着きます!飛びます! | 旭川空港ターミナル)
- 諦めて、土曜日移動に切り替え、フランス行きの飛行機の予約をずらす。
そこで、4.について、旅行会社さんに、フランス行きの飛行機の空き具合と見積もりを依頼しつつ、1.はリスクが高いと判断しました(滑走路が空いても、当該飛行機がない可能性がある。)。
2.は雪で函館行きの列車が遅れると、東京まで戻れない可能性あること、3.旭川空港の飛行機はこの時点でも発着をしていたことから、札幌に戻り、特急ライラックで旭川駅に、その後、バスで空港に移動をして戻る選択肢を取りました。15:15新千歳発のエアポート快速、16:00札幌発のライラックで旭川へ。
20年ぶりくらいの旭川だったと思うのですが、駅前はイオンあり、大きなホテルあり、以前のイメージが大分違います。
そしてここでも外国人の方が多い!。旭川では旭川ラーメンを食べて、18:16発の旭川空港行きのバスに乗り、19:00に旭川空港に到着。
空港の雪はすごかったのですが、JAL便が30分遅れくらいで出発をしてくれて、22時30分頃に無事東京に到着しました。
いやー、大変でしたが、無事にフランスに旅立てました。