土壌汚染

国交省 「土地の有効利用のための土壌汚染情報等に関する検討会」の資料公開

国交省が「土地の有効利用のための土壌汚染情報等に関する検討会」の中間とりまとめを公表しました。 土壌汚染のマッピングの有効性について議論を集中的にしてしています。 http://www.mlit.go.jp/report/press/land02_hh_000036.htmlコメントはまた別途。

札幌市が自然由来ヒ素の判定方法を作成

札幌市は、上流側に定山渓温泉等のヒ素を含有するエリアがあり、自然由来のヒ素が市域の広範囲分布していることは有名な話です。 その札幌市が、自然的由来のヒ素の判定方法を作成したようです。 自然的由来の判定については、環境省通知による全国主要10都…

環境規制と土地の価値2

昨日はこう書いた。 環境リスクが極めて小さくても、そこに基準超過土壌が残っており、それが原因となり将来も含めた土地の利用に支障がでる可能性がある限りは、その土地の価値は下がる。 それは、基準超過土壌があるかないか、という論点ではなく、将来、…

環境リスクと土地としての価値

独り言です。個人的な悩みなのであしからず。 環境リスクが極めて小さくても、そこに基準超過土壌が残っており、それが原因となり将来も含めた土地の利用に支障がでる可能性がある限りは、その土地の価値は下がる。 それは、基準超過土壌があるかないか、と…

不動産における環境価値

国土交通省:不動産における「環境」の価値を考える研究会の「「環境」をテーマにした不動産の価値向上に関する論点」 資料より一部を抜き出しました。三菱総研さんが作成された図のようです。 生物多様性、LCCO2から土壌汚染、環境排出までを、「負荷削減」と「…

リスク管理での順応的管理の必要性 その2

一昨日の続き。 Hさん、Iさんとのやり取りで、リスク評価・管理においてどういった場合に順応的な管理が必要か?という話の続き。 保高意見 リスク自体に不確実性が小さくて、かつ、リスクマネジメント(暴露経路の遮断)が容易であるか、極めてリスクを低減…

3/22 リスク評価で社会を変えるためにどうしたらいいか

日曜日は、リスク評価で社会を変えるためにどうしたらいいか勉強会の2回目。Nさん、Iさん、Hさん、Iさんと会い、議論し、飲む。・前回のキーワード ○PDCA・順応的サイクル、誰が得をするのか ○トップダウン型はネゴネゴ ・今回のキーワード ○リスク評価で社…

環境新聞(090311号)に1年前の研究が報道されました。

対策1立方m2万円がBF抑制のボーダー KES・保高氏 重金属はリスク管理で http://www.kankyo-news.co.jp/ps/qn/guest/news/showback.cgi?CCODE=56 去年の研究集会で発表した研究で、地方でのブラウンフィールド発生確率を5%以下に下げるためには、措置…

ホウ素の土壌への吸着

論文を書くためホウ素の土壌への吸着についての論文を再度、収集&読み込み。思ったよりも沢山あり驚く。農業分野では灌漑水にある一定以上の濃度が含まれると作物障害の原因になるとのこと(毒性や作物影響については元文献をたどっていないので要確認)。 …

115倍と一部未確認というリード

本日朝、夕と土壌汚染に関して朝日の土壌汚染に関する記事がありました。 朝刊 http://www.asahi.com/food/news/TKY200901250191.html 夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0126/TKY200901260131.htmlリスク心理学的な要素がたぶんに入っていそうです…

東京都のセミナー

東京都が土壌汚染のセミナーを開くようです。目的は中小企業支援の一環で、土壌汚染と企業のあり方、を対象としているようです。講師は発表されていませんが、誰が話すのでしょう。なかなか難しい時期に、なかなか面白い話題です。 金融危機のこの状況におい…

豊洲と考え事

築地の見学が再開されたとの情報がありますが、一方で、豊洲の土壌汚染対策費の試算が先週の新聞に載っていました。豊洲土壌汚染 除去費586億に圧縮とのことです。最近の考えることは、今回のケースのことではないですが、リスクが低い地域の土壌汚染(例…

リスクに関する報文

土壌環境センター技術ニュース 第15号に査読つきの報文が採択されました。土壌汚染対策法の改正でも議論されている土地利用ごとの基準値ヲ設定する際の注意点をまとめたものです。 主な論点は、あたりまえのことですが、感受性が高い年代、性別の考慮の有無…

土壌汚染対策法の改正について3

先週の金曜日に中央環境審議会 土壌制度小委員会第9回が開かれました。答申とパブコメに対する回答が載せられています。 詳細はこちら。今回の改正の大きなポイントは前にも述べたとおり以下の二つです。 調査の契機の拡大 サイトごとの汚染状況に応じた合理…

諸外国の土壌汚染対策の割合に関するデータ

Hさんからの標題について質問があったので簡単に手に入る資料を提示しました。備忘録のためメモします。 1(ドイツ、アメリカ) 環境省のあり方懇談会でERMの方が資料をまとめられています。 ・アメリカに関してはおっしゃる通りですが、この出典元の表示が…

講演予定

仙台で開かれる〜東北土壌汚染研究会・産技連土壌汚染研究会合同研究講演会〜にて講演をさせて頂きます。 開催日: 平成20年11月14日(金) 13時から17時場 所: 仙台国際センター 2F「橘」HPはこちら発表者は以下の通りです。 プログラム 13:00…

スーパーファンド法と日本の対策費用負担者の類似

先日会食をした知人のひとこと(うろ覚えですが)。 なんで汚染原因者でない土地所有者が対策費用の負担をしなければいけないの? とくに自然的原因とかは、持ち出す分だけ費用が必要だから、といわれても不思議だよね。その費用を一時的に持っている土地所…

土壌汚染対策費用の訴訟など

足立区の土地に関する訴訟で、東京高裁は売買時は基準がなかったフッ素についても、売主がその除去費用を負担するべき、との判決を出しました。ソースはこちら 足立区土地開発公社が、購入した土地にフッ素が含まれていたため、都条例で汚染の拡大防止措置を…

リスクの講習会、土壌汚染リスク評価における私の立ち位置

「土壌汚染のリスク評価とその活用についての検討成果」報告講習会というのが土壌環境センターで開かれます。 日 時 平成20年10月17日(金) 14:00〜17:00場 所 (社)土壌環境センター会議室 → ご案内図主 催 (社)土壌環境センター技術委員会参 加 費 …

環境新聞に論文の内容が紹介されました。

環境新聞8月6日付に「日本におけるブラウンフィールド発生確率の推定」の論文の内容が紹介されました。以下にリード文を紹介します。 論文の内容はこちらを参照 地方の化学工業等 BF化確率24%に 地方、業種、面積別で試算 国際環境S、水産総研C、横浜国…

論文印刷完了 日本におけるブラウンフィールド発生確率の推定

保高 徹生、松田 裕之、牧野 光琢(2008)、日本におけるブラウンフィールド発生確率の推定、環境科学会誌21巻4号,pp291-306アブストラクトはこちら 本文PDFはこちら 概要 日本においてブラウンフィールドが、将来問題となる可能性を評価することを目的とし…

日本で英語のプレゼン

写真:家の前のアジサイ。梅雨ですね〜。 今日はHYDRUSワークショップ。 プロシーディングはこちら。HYDRUSの作者であるSさん、T大のM先生、私の恩師のK大のN先生など土壌物理の研究者の方々がオーラルで発表されました。 その後ポスターセッションで私も発…

土壌汚染の生態リスク評価に関する発表

今、開散参加(追記)している学会では、土壌汚染の生態リスク評価に関する発表が3件ほどありました。 Ecological Screening Levels for Volatile Organic Compounds in Soil Gas Jason Conder, ENVIRON International Corporation, Irvine, CA; Jason B. W…

土壌汚染保険

以下の記事が載っていました。 近年、土壌環境問題への関心が高まる中、油漏えい事故の防止はSS運営者の社会的責任となっております。漏油による土壌汚染は、SS経営上大きなリスクのひとつであり、本保険は、土壌浄化費用や損害賠償費用を補償することで、特…